放射能入り商品!過去に販売されていた危険な放射能グッズたち

放射能研究キット

引用元:カラパイア

キュリー夫妻による発見以来、放射線源として利用されてきたラジウム。
昔は医療用放射線源として利用されていましたが、まだラジウムの恐ろしさをよくわかってない時代には、ラジウムを利用した様々な商品が販売されていました
※今では、扱いづらく非常に高価(金の10倍以上)なことから、最近ではコバルト60に取って代わられています

1・治療用放射水
放射水

1918年から1928年に実際に医療現場で使われていた放射線水。今では信じられないが、「胃がん」「精神疾患や性的機能不全回復」に使用されていた歴史があるそうだ。
しかし当然ながら、これは発ガン性物質。これを服用したことで健康被害を被った人は大多数にのぼるだろう…。

 

2・ラジウム腕時計
ラジウム時計

暗いところでも光る文字盤に、ラジウムを含有している塗料が使用されていた。文字盤を作っていた作業員は、顔や歯の骨が崩壊するなど、深刻な健康被害が数多く報告された。

 

3・ラジウムチョコレート
ラジウムチョコ

ドイツ近隣諸国で1931年から1936年に発売されていた、ラジウム入りチョコレート。なんの根拠も無いのだが、若返りに効果があるとうたわれていたそうだ。放射性物質の危険性に対する意識が、まったく無かった事がよくわかる商品のひとつである。

 

4・ラジウム入りのパン
ラジウムパン

チェコ共和国で販売されていたラジウム入りパンのパッケージ。ラジウムの混入量はかなり多かったと言われている。

 

5・ラジウム入り座薬
ラジウム座薬

水溶性ラジウムが、ココアバターでコーティングされた座薬。男性向けの商品として販売されていたらしく、服用すると精力増強と絶倫に効果があるとうたわれていたんだとか。

 

6・放射能実験キット(子供用)
放射能研究キット

1951年に販売が開始され、1970年代まで売られていたという子供向けの放射能実験用キット、研究用として、ウラン鉱石が入っていた。70年代というと、今のアラフォー世代が生まれた時期。そんな時代まで普通に売られていたとは驚きである…。

 

7・ラジウム入り歯磨き粉
歯磨き粉

ドイツで1945年に、製造販売されたという「Doramad」という名のラジウム入り歯磨き粉。ラジウムに含まれる放射能により、歯と歯茎を強くし、虫歯菌を破壊、さらに歯も白くなる!と注意書きには書かれているらしい。

 

8・ラドン飲料水
ラドン水

ラドンとは、ラジウムから生まれる気体で、ラジウムに接した大気が放射性を持つラドンになる。ラドンの入った飲料水は20世紀初頭に体に良いとされ販売されていた。現在、世界保健機関(WHO)では、ラドンは発ガン物質と認定、喫煙に次ぐ肺癌のリスク要因の一つでもある。アメリカでは、故意に使用すれば犯罪として処罰されるそうだ。

 

~まとめ~

光り輝く放射性物質は、人類に幸せをもたらす魔法の物質、夢の新薬のように喧伝され、さまざまな商品がつくられることになりました。過去には膨大なラジウム関連商品が実際に欧米で販売されています。

放射性歯磨き、放射性クリーム、放射性ヘアトニック、ラジウムウォーター、ラジウム入りチョコバーなどなど…。

「ラジウムはまったく毒性を持たない。天体が太陽光と調和するように、ラジウムは人体組織によく調和する」これは当時の医学雑誌『ラジウム』(1916年)の一節。

放射性物質の危険性に対する意識は、まったくありませんでした…。科学というのは、時代をさかのぼってみると、ウソで溢れていることが多いようです。